「1日18単位取れ」「もっと効率よく回せ」
上司から言われるのは患者さんの状態のことではなく、数字、数字、数字。
まるで工場で部品を組み立てるかのように、20分刻みで患者さんを回していく。
「俺はリハビリ職になったのか?それとも単位回収マシーンになったのか?」
もしあなたがそう感じているなら、その違和感は正しい。
それは医療の本質から外れているからだ。
組織の歯車になるな
病院経営のために、必要のないリハビリをねじ込んだり、カルテを書くためだけに残業したり。
そんな毎日に疲弊して、心を病むセラピストがあまりにも多い。
私は元ブラック企業出身だから分かる。「組織のために自分を殺す」ことほど虚しいものはない。
あなたが心身を削って単位を稼いでも、経営者は新しい車を買うだけだ。
「自分のリハビリ」を取り戻せ
環境を変えれば、働き方は劇的に変わる。
例えば「訪問リハビリ」。
利用者の自宅という「生活の場」で、1対1でじっくり向き合う。
そこには、上司の監視もなければ、無意味なカンファレンスもない。
あるのは「あなた」と「利用者」の信頼関係だけだ。
選択肢を持つことが「心の余裕」になる
「今の病院を辞めたら後がない」と思うから、理不尽なノルマにも耐えてしまう。
だが、外の世界には「ノルマなし」「患者担当制」「直行直帰」というホワイトな職場が存在する。
リハビリテーションの語源は「人間性の回復」だ。
患者さんを回復させる前に、まずはあなた自身の「人間らしい働き方」を回復させるべきではないか?
