「単位稼ぎ」のロボットになり下がった君へ。
それはリハビリではなく「ベルトコンベア」だ。
「1日21単位、絶対に切るな」
「患者が熱発? 代わりの患者を入れて埋め合わせろ」
朝一番から夕方まで、20分刻みのスケジュールに追われ、息つく暇もなく患者を回す。
カルテを書くのは残業時間。
ふと我に返ったとき、こう思いませんか?
「自分はセラピストなのか? それとも病院の集金マシーンなのか?」と。
カルテを見る時間もない「流れ作業」の罪
ノルマに追われる現場では、「考える時間」が奪われます。
本来ならもっと時間をかけて評価し、アプローチを練り直すべき症例でも、「はい、次の方」とベルトコンベアのように流さざるを得ない。
「この人は脳梗塞の〇〇さん」ではなく、「あと2単位埋めてくれる枠」として見てしまう。そんな自分に気づいたとき、セラピストとしての誇りは死んでしまいます。
質の高い介入ができない罪悪感を抱えながら、体だけは酷使する。これでは、何のために国家資格を取ったのか分かりません。
「20分1セット」の呪縛から解き放たれよう
もしあなたが「もっと一人ひとりと向き合いたい」「生活に密着したリハビリがしたい」と願うなら、病院(医療保険)の外に目を向けるべきです。
例えば「訪問リハビリ」の世界では、40分や60分という単位で、じっくりと利用者に関わることができます。
病院のベッドサイドでは見えなかった「家での生活」を支えることこそ、リハビリテーションの本来の姿ではないでしょうか。
ノルマのために、本来必要のないマッサージを繰り返す日々に別れを告げましょう。
あなたの技術を本当に必要としている人は、病院の待合室ではなく、自宅で待っているかもしれません。
まとめ:あなたはロボットではない
病院経営のために、あなたの情熱をすり減らさないでください。
私たちは、その人の人生を再構築するお手伝いをする専門職です。
「今日はいいリハビリができた」と、胸を張って帰れる毎日を取り戻しましょう。
ベルトコンベアのスイッチを切って、自分の足で歩き出す時です。

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