「プリセプターが怖くて震える」新人看護師へ。
それ、あなたの能力不足ではありません。
「出勤前に動悸がする」
「ナースステーションに入るのが怖い」
「『はぁ…』という溜息を聞くたびに、自分が責められている気がする」
もしあなたが今、こんな状態で毎日を過ごしているなら、この記事はあなたのためのものです。
断言しますが、あなたが仕事に行けなくなるほど追い詰められているのは、あなたの能力が低いからではありません。
悪いのはあなたではなく、その「環境」です。
今回は、新人看護師を潰す「理不尽な指導」の正体と、そこから心を守るための生存戦略をお伝えします。
なぜプリセプターは理不尽に怒るのか?
「なんでまだ終わってないの?」「前も言ったよね?」
冷たい言葉を浴びせられると、自分がダメな人間のように思えてきます。
しかし、裏側を知れば見え方が変わります。
彼女たちがイライラしている本当の理由は、多くの場合「あなた」ではなく「余裕のなさ」です。
プリセプター自身の受け持ち患者が多く、指導に割く時間がない。そのストレスを一番弱い立場である「あなた」にぶつけているだけです。
あなたがミスをすると、彼女たちが師長に怒られます。「私はちゃんと教えました(できてないのは新人のせいです)」というアリバイ作りのために、厳しく当たっているケースも少なくありません。
指導という名の「八つ当たり」を見抜く
厳しい指導の中には、「愛のある指導」と「ただの八つ当たり(ハラスメント)」が混在しています。
真面目な人ほど、この区別がつかずに全てを受け止めてしまいます。
以下のサインに当てはまるなら、それは教育ではありません。ただのいじめです。
- 人格否定をする(「育ちが悪い」「向いてない」など)
- 人前でわざと大声で怒鳴る
- 無視をする、挨拶を返さない
- 機嫌によって言うことが変わる
「逃げる」は恥ではなく、賢い生存戦略
「石の上にも三年」という呪いの言葉があります。
しかし、心が壊れてしまっては、三年どころか一生を棒に振ることになります。
看護師免許さえあれば、働く場所は無限にあります。
殺伐とした急性期病棟だけが看護の世界ではありません。
ゆったりとした療養型、一人ひとりと向き合える訪問看護、夜勤のないクリニック。
あなたが笑顔で働ける場所は、必ず別の場所にあります。
「もう限界かもしれない」と感じたら、まずは外の世界を覗いてみてください。
それだけで、「いざとなれば辞めてもいいんだ」というお守りになります。
まとめ:あなたは悪くない
新人時代に「使えない」と言われた人が、環境を変えた途端にエースとして活躍する。
そんな事例を私は山ほど見てきました。
今の病院という狭い「鳥かご」の中で、自分の価値を否定しないでください。
あなたの優しさが必要とされる場所へ、一歩踏み出しましょう。

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